ガスコンロは本当に危険なのか?よく言われる4つの危険について解説します

こんにちは。カマダキです。

さっそくですが、ガスコンロについてどのようなイメージを持ってますか?

「直火で料理がおいしく作れる」などの好印象をもっている人もいれば、

「ガスで炎も出るから使うのが怖い…」といったマイナスなイメージを持っている人も多いと思います。


実際に、ガスが危険というイメージから、買い替えや新築などでIHクッキングヒーターを選ぶ人が最近増えています。

でも実は、ガスコンロが危険というのは大きな誤解です。

最近のガスコンロは、安全な上に料理をとてもおいしく作れる優れものとして進化を遂げてます。


今回はよくあるガスコンロへの誤解を解決していきます。

 

①ガスコンロはガス漏れが発生したら危険?

ガスといえば「ガス漏れ」のリスクを真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。


数十年前はガス漏れは頻繁に起きていましたが、ここ最近ではガス漏れの件数もかなり減っています。

理由としては、近年では腐食や衝撃に強い材質のガス管が使われるようになっていて、ガス漏れが非常に起きづらくなっているからです。


さらに、ガスメーターには安全装置があり、ガス漏れを検知したら自動的にガスを遮断する仕組みになっているので、万が一でも安心です。

②ガスコンロは使用中に地震が起きたら危険?

もしもガスコンロを使用中に大きな地震が起きたとしても、火災になるリスクは非常に低いです。


なぜなら、震度5以上の大きな地震が起きた時は、ガスメーターの安全装置が働いてガスの供給を遮断します。

さらに、大元のガスメーターだけではなく、最近は地震感知機能付きのガスコンロも出てきており、

震度4程度で火を消します。

一昔前の教えでは、「地震が起きたらまずはコンロの火をすぐに消しましょう」とよく言われていましたが、今は自動で止まる仕組みになっているので安心です。

万が一の時でも、すぐに自分の身を守ることを優先できますね。

③ガスコンロは消し忘れが発生したら危険?

火を消し忘れてしまったら危険…。


特に高齢者の方がガスコンロからIHに買い替えることの多い理由は消し忘れのリスクではないでしょうか?

でも実は、現在販売されているガスコンロは、なべ底の温度を感知する「Siセンサー」という機能が必ず付いています。


このセンサーが火の消し忘れも自動で止めるようになっているので安心です。


Siセンサーは、他にも油調理の火災を防止したり、鍋の焦げ付きを防止する機能も付いているので、

こちらの仕組みが搭載されたガスコンロが普及した現在では、ガスコンロが原因の火災はほとんど発生しなくなりました。

④ペットや子供がいたずらをしたらガスコンロは危険?

目を離している間に小さい子供やペットがコンロを点火してしまったら、ヒヤッとしますね。


ですが、こちらも安心してください。


チャイルドロックを使えば、そのような心配も防ぐことができます。

とはいえ、料理中は実際にガスコンロから火が出ています。

そのため、ガスコンロの使用中は燃えやすいものを近くに置かないように気を付けましょう。

基本的な使い方さえ守っていれば、安全装置による補助がたくさん備わっているため、ガスコンロを安心して使い続けることができます。

まとめ

何かと危険なイメージのあるガスコンロですが、


実はいろいろな安全機能があり、IHクッキングヒーターとほぼ変わらないくらい安全です。


少なくとも、安全のためにわざわざガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する意味は薄いのです。

直火で調理することでおいしい料理が作りやすく、しかも安全なガスコンロで豊かな生活をしていきましょう。