こんにちは!カマダキです。
新築や大規模リフォームで間取りを考える際に、洗濯物を干すスペースをつくることを考えていませんか?
友人やネットの口コミや、ハウスメーカー・工務店の担当者に勧められて検討している方も多いと思います。
その背景には、「洗濯物の外干しはあまりしたくない」、「リビングや居室に大量の洗濯物を干したくない」など様々な理由があると思います。
ですが、ちょっと待ってください。
このようなお悩みは、物干しスペースをつくるまでもなく解決できる可能性があります。
今回は、物干しスペースの需要が高まっている背景や、メリット・デメリットを掘り下げて、ベストな解決策を紹介します。
目次
物干しスペースが必要といわれる理由
洗濯物を外に干したくない
洗濯物をお日様の下で干すとカラっと清潔に乾きそうなイメージがありますよね。
ですが、外干しにはいろいろなデメリットが存在します。
天候に左右される
外干しは、天候によって洗濯物が干せる日と干せない日がでてきます。
毎日天気予報を気にしながら、雨が降らない時間を狙って干さなければなりません。
たまに予報が外れて雨が降ってしまえば、干していた洗濯物をすべて洗いなおす手間が生まれます。
また、日本の降水日数の平均は年間で124日です。3日に1回以上は雨が降っているということになります。
その中でも特に日本海側は降水日数が多く、富山県や福井県では年間174日雨が降ります。
実は外干しができる日は思った以上に限られているんですね。
健康面が心配
外では風に乗っていろいろなものが飛んできます。
その中でも、健康へ害のあるものとしては花粉やPM2.5があります。
干していた衣類に花粉が付着することで、花粉症の症状が悪化したり、新たに花粉症を患ってしまうリスクが高まります。
また、PM2.5も風に乗ってきて付着してしまうので、呼吸器官系の病気になってしまう可能性も出てきてしまうでしょう。
他にも、洗濯物を取り込む際、衣類に付着した虫も一緒に取り込んでしまうこともあります。
盗難が心配
女性物の衣類を外干すことで、外部から女性の存在を認識されてしまいます。
それによって衣類の盗難やストーカー、空き巣などの犯罪の被害にあってしまうリスクが高くなるようです。
リビングや居室に干したくない
リビングや居室など、普段生活している空間に衣類をたくさん干すとどうなるでしょうか?
洗濯物によって影ができて部屋が暗くなってしまいますよね。
圧迫感が出てしまって部屋の景観が悪くなりますし、歩くときに邪魔になったりもします。
アパート暮らしでスペースが限られている場合は仕方がないですが、せっかく新築・リフォームで新たに暮らす家で部屋の中を洗濯物だらけにしたい人はあまりいないはずです。
こうした理由もあり、物干しスペースを設ける家が増えているようです。
物干しスペースのメリット
物干しスペースを設けるメリットは、上記の外干しのデメリットをほとんど考えなくていよいということです。
室内で干すことで、天気予報を気にしたり衣類の盗難を心配する必要がなくなります。
加えて、花粉やPM2.5などの大気の汚れの影響も考えなくてよくなります。
さらに、洗濯機に近くに物干しスペースがあれば、洗濯物を運ぶ手間も減らすことができますね。
物干しスペースのデメリット
空間が犠牲になる
物干しスペースのための空間を確保しなければならないことが最大のデメリットとなります。
建坪が広ければあまり問題にはならないと思いますが、そうでなければ間取りに制約が出てきます。
物干しスペースをもうけるためには2~3畳くらい必要です。
洗濯家事の動線を最短にするためには、洗面・脱衣所の近くに物干しスペースをつくるのが理想です。
しかし、洗面・脱衣所の近くにLDKがくる間取りになるのが一般的です。
つまり洗濯動線を最短にすることを意識して物干しスペースをつくると、家族で団らんするためのLDKが圧迫されてしまう懸念が発生します。
かといって、LDKの広さを確保するために2階に物干しスペースを設置した場合は洗濯動線が悪くなり、
洗濯物を干すために何度も階段を上り下りしなければいけなくなってきます。
もともと間取りに制約がある条件下では、物干しスペースの設置によって空間が犠牲になってしまうのはもったいないのではと思います。
ほこりやカビ・ダニが発生する原因になる
衣類をまとめて室内に干すことで、多くのほこりが出る原因になります。
ほこりはダニの餌になってしまうので、ダニの繁殖にもつながります。
しかも、衣類を干すことで室内の湿度があがるため、ダニにとってさらに居心地の良い環境となります。
また、湿度が高いとカビ発生の原因にもなります。
喘息やアレルギーなど健康へ悪影響が及ぶリスクが高まると考えられます。
では外干し・部屋干しを避けながらも空間を犠牲にしない方法は?
画像:リンナイ㈱
乾太くん(ガス衣類乾燥機)の導入がおすすめです。
乾太くんは家庭用のガス衣類乾燥機です。
ガスのパワーで一気に洗濯物を乾かすので、5kgの洗濯物でも1時間以内に乾きます。
洗濯機のすぐそばに設置することで、洗濯物を干して運ぶ手間がゼロになります。
もちろん機械の設置スペースが必要ですが、洗面・脱衣所が広くとれない場合でも心配不要です。
専用台を使えば洗濯機の真上に乾太くんを設置できるので、設置のために部屋を広げる必要もありません。
まとめ
外干しや部屋干しにはいろいろなデメリットがある
物干しスペースも空間や健康面のデメリットが考えられる
乾太くんの導入で、それぞれの悩みが解消される
衣類を干すことのさまざまなデメリットと、解決策としての乾太くんを紹介しました。
一つの参考にしていただけたらと思います。